MFG的SS「虚空の蒼玉」
第14話<アキマサ>

「さて……ジルたんの名を持つ通貨の為にも……やるしかないね!」
激しく謎である
そしてゼロが闘技場のフィールドに入ると
目の前に動いている的が現れる
「時間内に標的を倒してください、このフィールドでは魔法、弓で倒す事になっています」
親切なアナウンスである
「う〜ん動く標的10個……まだ練習中なんだけどなぁ」
そういってゼロは手の指を広げる、するとそれぞれの指の上に小さな電撃球が生まれる
その数10個
「プチライトニングスパー―――――ク!」
 

「的を落すといっても武器が釘なんだけどな……」
アルカースがそうぼやきつつもフィールドに到着すると
いきなり的が跳んでくる
「うわっ!」
「これから今のように的が計10個跳んできますので、出来る限り迎撃してください」
アナウンスが言い終えると早速とばかりに1個の的が跳んでくる
「思ってたよりも分かりやすくて安心した〜……とおっ!」
 

「鯛焼き代かせがなあかんし………10個叩き落すとするかな」
ベルギスがフィールドに入ると
動いては入ないが結構遠くに10個の的が置いてある
そして例のごとくアナウンスが入る
「的を倒してください、なお槍などの回収は認められています」
「そう言っても……回収するのが面倒やしなぁ……」
そういうとマントの中から拳大の大きさの石を取り出す
そしておもむろに
「ていっ!」
投げた

パリンッ

「ヨッシャ!この調子でいこうやな」
 

「弓の訓練の成果を見るためにも……」
シェインがフィールドに入ると
無残にもエネルギー弾を中心部に受けた的の入れ替え作業中だった
「大変申し訳ございませんが10分ほどおまちください」
「そんな〜;」

そしてゼロ、アルカース、ベルギスの3人は全ての的を射抜いたとして
奥に存在するめったに使われない特別ルームへと進んでいた
「あれ?2人とも突破ですか」
「まぁ…思ったより楽でしたから」
「あんなのどうってことないわ」
そして3人一緒に特別部屋に入った直後………

キュイー――――――――――ン

「この音は……時空転移!?」
ゼロが驚いたように言う
他の2人は頭に?マークを浮かべている
そして一瞬の小さな水蒸気爆発の後に立っていたのは

赤いバンダナをした勇者と
ピンク髪の魔女っこ
そしてもう1人……

「やっぱり…蒼玉とエターナルソードによって他の大陸にこれたのか」
赤いバンダナの勇者がぽつりと言う
「本当ならエターナルソードだけで時空転移は可能だと思うんですが……」
2人につきそっている感じの1人が言う
「それにしても闘技場にでるとわねぇ〜あっ面白そうな3人組発見!」

「「「えっ?」」」
ピンク髪の魔女っ子に指を指される
「こっちの世界の実力を測るためにも……少し付き合ってよね!」
「アーチェ!今はそんなときじゃ……」
「まぁまぁ、ここでひと暴れすれば来るんでしょ?」
「えぇ、おそらくは…」
「じゃぁ決まりね、このアーチェ様の魔法をとくと味わいなさい!」
 

そして何故か3VS3のチーム戦に突入する事になった………
ゼロはすでに相手が誰なのか全員わかっていたが……あえて言わないで状況を楽しむことにした
 
 
 

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