MFG的SS「虚空の蒼玉」 MB隊編
第56話<アキマサ>

「………方位そのまま、えぇ、あと少し角度調整を」

ゼロが目を瞑りながら何事か言っている・・・

「終わった?」
「えぇ………向こうのほうでは戦闘が開始されたようですね…」

そう言ってさきほど青い光が見えた先のほうを見据える

「私達も…………………来ましたね」

「E.G.O………確かにあたしの心は誰にも縛られないけど…E.G.Oが相手だって言うのなら!」

天使……ハニエル…元イレイザーに属して、現在では極星帝国に奴隷にさせられている
さらに後ろに申し訳なさそうにソフィエルが居る……こちらはあまり戦いたく無い様子だ

真由美が尋ねる
「ハニエル…心を入れ替えるつもりは?」
「そんな物……無いッ!」

直後ハニエルはゼロに向かって攻撃をしかける
ハニエルはそのスピードにより攻撃をガードする時間が無い

「ハニエル……あなたの為に連れてきたんです、少し眠っててくださいね」

そうゼロが呟くとハニエルが何発かの火球の直撃を受け吹っ飛ばされる
攻撃したのはゼロでも真由美でも無い………

3機のメカィア―リス達の能力によって攻撃されていた……

「さて・・・ソフィエルさん?戦う気は?」
ゼロが尋ねるとソフィエルは黙ってしまう
いや、最初から黙っていたのだが……

「とりあえず眠っててくれる?それが聡史さんのためよ?」
真由美のその台詞にソフィエルの表情が変わる

「………サトシが?」
「そう、今はE.G.Oに居るわ、だからっ!」
直後問答無用で真由美がソフィエルの目の前に移動しライトニングスパークを零距離で叩き込む

勿論手加減してあるので気絶しただけだが・・・・・・


「さて……まだ3人も来るんですよね…誰でしょうか?」
「ん〜分からないけどある程度の能力者のようね、力が強い」




戦況

ハニエル&ソフィエル、気絶により戦闘続行不能


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