MFG的SS「虚空の蒼玉」
第75話<アキマサ>
「………………そうか」 ゼロは建物の屋根の上に居た、今ごろ下では他の皆で昼飯を食べているだろう しかし、アクエリアンエイジの世界から戻ってきたゼロには気になることが… 否、どうやら1人でやらなければならない事が出来たらしい 戻ってきてから頭の中に響いてくる“声” ゼロはその声を知っていたし、やらなければならない事も判っていた そしてまた同じ声が響いてくる (我らの剣となりなさい…サイコドライバーの1人よ、この地を封印する為に) 「それは出来ない問題だな、ガンエデン」 ゼロが呟く そうするともう一度声が響いてくる (もう時間が無いのです、新たな世界へと旅立つ事を封じなければ………) 「それを拒否したら?」 (………………あなた達は………別界の者達……ガンエデンにとっては…排除すべき対象です) 「ならば……俺は行くさ……全ての決着をαナンバーズと共につける為にな!」 『勇者ノススメ』が反応する、強い光を出して時空転移とする光を放つ ふとゼロは胸ポケットにあった紙とペンを出し紙飛行機にして下のほうに投げる 次の瞬間ゼロはそこには居なかった ゼロが投げた紙にはこう書かれてあった 「用事が出来たので少しばかり居なくなります、まぁ2日ぐらいで戻ってこられます」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ゼロ、一時離脱 ちなみに離脱した後の話は外伝で書きまふ |